2021/04/28 10:53
昨夜は医療用大麻を推奨する正高先生のZOOMに参加しました。
200名程の参加者で、中には、いつもお見かけするyuuka先生や
Clubhouseの方々がいらっしゃいました!
約1時間、わかりやすい資料とともに軽快なトーク♪
後は質疑応答の時間でトータル2時間。
CBDを知らない方にとっても非常にわかりやすく
あっという間の時間でした!
昨日のニュースで、ボクシングWBOスーパーフライ級王者井岡一翔選手が
年末に行った防衛戦の際のドーピング検査で大麻成分が検出されたと。
使用していたCBDオイルの影響か?といわれています。
正高先生もこのニュースのことについてもお話しされていましたのでご紹介‼
CBD自体、2018年に世界アンチドーピング協会(WADA)が指定する
ドーピング薬物から除外されています。
一方でTHCを含むCBD以外の大麻成分に関しては
WADAのドーピング規制薬物に分類されています。
総合格闘技団体であるUFCは2021年1月に
今回の井岡選手のようなケースはドーピングとは判断しない方向へ
規則改正を行いました。
CBDは問題ないという合意が形成されていますが
THCに関しては過渡期にあり、競技毎に対応が異なるのが
現時点のスポーツ界と大麻の関係と言えるでしょう。
問題はTHCとCBDの両成分は同じ植物から抽出されるということです。
THCを含有しないとされるCBD製品も、極めて高い精度で
検査をすれば、THCを検出することはできます。
日本でのCBD製品の輸入に関しては
THCが“非検出”であることが条件ですが、検出限界(何%以下をゼロにしていいか)
に関しては、監視指導麻薬対策課は明示しておりません。
2020年11月の臨床カンナビノイド学会学術集会で報告された
日本大学の赤星先生の調査によると
THC含有量0.02%を検出限界にしている企業の製品は
正規の審査で“非検出”として認められています。
今回、井岡選手が大麻を吸っていたのではないか?と
疑いがかけられていますが、THC含有量を測る定量検査をすれば
CBDオイルなのか?大麻なのか?わかるのではないのでしょうか?
現状、CBDはドーピング対象外となっていますが
THCが仮に0.02%で検出されても
THCのようなハイになる精神作用はないと私は思います。
嗜好用大麻とCBDとは、分けて議論して欲しいですね!!!
※井岡選手、個人のInstagramで昔からフォローしてますが
昨日も奥さんの美味しそうな手作りご飯アップしてましたよ♪
疑いが晴れることを強く願っています!
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